弟だけ。

何度も言うが障害者全員を否定する訳ではない。消えてしまえなんて思っていない。本当にそんなことは思っていない。まず健常者と障害者の明確な線引きなんて出来ないし、他人の生きたいという気持ちを私が否定する資格はない。自分も今は健常者と分類される人間だが、わからない。明日にでも障害者になるかもしれない。


でも、本当に、弟にだけ思ってしまう。なんで?なんで?って。弟にだけその考えを適用出来ない。いくら遠い距離まで逃げても、家族という鎖で繋がれていてついてくる。世話をするとかしないとかそんな問題じゃない。結婚するときもついてくる。なんで私が他人の弟のことを説明しなきゃいけないの?話せるんだから(私のきょうだいの場合です。障害の度合いによって違うと思いますが)、自分のことは自分で話せばいいのに、なんで?私が弟の色々を説明しなきゃいけないの?私と弟は違う人間だ。なんで私は将来結婚相手を探すとき「障害者の弟のことを受け入れてくれる人(世話って意味じゃないです)」というハンデがつくの?自分のことじゃないから受けいれ難い。なんで他人の存在で私は苦しまなきゃいけないの?

きっと考えすぎに見えるのだろう。でも、現実を見たら、将来不安にしか思えない。成長すればするほど不安しか感じない。


最初の記事で、差別反対と言ってもきょうだい児との結婚ができないなら軽々しくそう言うなと書いたが、私はそんなことを主張できる立場にない。私も「障害者全員を否定してない」と言いつつ弟に対してのみ割り切れない気持ちを持っている。矛盾を抱えた者同士同じか。