親は「息子(私の弟)が産まれてから障害について本気で考えはじめました。誰だってそこからです。初心者です」とか若い親に語っている。


親は30年近く障害と無縁な生活だったもんね。でも産んだんでしょ?


こっちからすると幼稚園くらいから一緒の空間にいて、嫌でも「障害」を考える環境なんだけど。存在がバレていじめられるのが嫌だから必死で隠したし。「きょうだいの存在を知って態度が変わる奴とは付き合わなくて良い。それがあなたのためでもあり弟のためでもある」と親は知ったように言うけど、私の交友関係に口出しするなよと思う。私がどんな友人を作ろうと自由だ。障害者の弟がいるから、優しい人とだけ友達にならなきゃいけないの?私の友人も素敵だ。自分が辛い時いつも支えてくれた。趣味も何もかも違う。だけどそれがよかった。わたしには「障害に理解があるかないか」で「友人か友人じゃないか」を決めるほうがわからない。 


将来の悩みを親に言った時もだ。「弟のことを言って嫌がるような相手はこっちがごめんだわ」と言われたけど、なぜ他人である親が私の幸せを決めるの?


他のみんなはそれで友人や恋人や結婚相手を決めるの?決めないでしょ?

こっちは一生だ。世話とか関係なしで。捨てても一生だ。

親は障害者を産んだことがきっかけで福祉の勉強を始めた。だから「理解のある」親なのだろう。外から見たら無知ではない。


それでも私はこう思ってしまう。理解のある親のもとでもこう考えるんだから。